自立支援給付費債権のファクタリングで注意すること

自立支援給付費債権は、請求をしてから2ヵ月後には支払われるものです。たった2ヶ月を待てば支払われるお金ですので、なるべく満額で受け取りたいと考えるのが通常です。ファクタリングを利用すると、5％～20％程度の手数料がかかってしまいます。たった2ヶ月が待てないために、それだけ高額な手数料を引かれてしまうというのは、とてももったいないです。

なるべく銀行融資を利用するようにしておきましょう。資金操りが悪化してからですと、銀行融資の審査に通らないということもあるので、なるべく経営状況が悪化していないうちに、銀行融資を受けるようにしておきたいものです。消費者金融は金利が高いですが、それでもファクタリングを利用することに比べたら、少ない金利で借りられます。自立支援給付費債権は2ヵ月後に支払われるお金ですが、それを先に回収してしまうということは、2ヶ月後に入ってくるはずの収入がなくなるという意味でもあります。

一度でもファクタリングを利用してしまうと、そこから抜け出せなくなり、ずっと高額な手数料を取られ続けるということがあります。自立支援給付費債権のファクタリングを利用する前に、資金操りの悪化が一時的なものであり、ファクタリングを利用することで解決ができるものであるかどうかを、確認しておきましょう。もしも、慢性的に資金操りが悪化している状態になってしまっている場合には、根本的に経営手法を変える必要があるでしょう。先に専門家に相談をしてみることをおすすめします。