カード決済は金融業界にもメリットがある

カード決済のメリットは利用者にだけあるわけではありません。取り入れる店舗側にも大きなメリットがあるのです。金融業界は銀行系のような金融機関だけで構成されているわけではありません。百貨店や量販店やその他の業界も参加しています。

利用してもらう側が発行して使ってもらうようにしているのです。ですから使ってもらう側は魅力的なカードを発行するように努力しています。カード決済をいかに多くしてもらうかはそのカードの魅力にかかっているともいえます。具体的にどういったカードがいいのかというと使える場所が多くてポイント還元率が高いものです。

こういったものは使えば使うほどポイントが貯まっていくからです。利用者は同じ商品を購入するのでもお金が貯まるのを待ったりすることもなく、返済が出来る状況であればいつでも購入することが可能です。発行者側は利用してもらうことで利益が上がり、カードが年会費が必要なタイプのものであれば安定した収入を得ることが出来ます。また高額なものを購入してもらったりすればリボ払いや分割払いなどの手数料をもらえるというメリットもあります。

百貨店系や量販系などは商品代金の他に収入を増やせるメリットがあります。物を購入したりサービスの為にお金を使ったりする時にカード決済の場合は利用代金が大きくなる傾向が統計上あります。こういった人間の心理をくすぐるような魅力的なカードを金融業界が発行していけば収入を多く出来る可能性が高まるのです。