ファクタリングの種類と手数料

ファクタリングには大きく分けると「2社間契約」と「3社間契約」の2種類があります。3社間のほうは、取引先の同意を得た上で3社間で契約を結びます。取引先にばれてしまうということがデメリットとなりますが、手数料はかなり安くなるようです。手数料の相場は、1％～5％くらいになります。

2社間ファクタリングは、2社間で契約を結ぶので、取引先に知られずにすみます。ただし、リスクが上がってしまうので手数料は高めになります。手数料は会社によって異なりますが、6％～20％くらいが平均でしょう。同じ会社でも審査の結果によって手数料が変わってきます。

信用が高い売掛金債権ほど手数料は安く抑えられます。売掛金債権にはさまざまな種類があります。企業に対する売掛金だけでなく、医療報酬債権なども対象となるようです。医療報酬債権の場合には回収できることがほぼ確実なので、手数料は安くなる傾向です。

倒産する恐れがあるような企業に対する売掛金は、リスクが高いので手数料が高くなったり、断られたりするようです。手数料を安く抑えるためには、いくつかのファクタリング会社を比較することです。また、同じ会社でも審査の結果によって手数料が変わってくることがあるので、実際に見積もりをとってもらうのがよいでしょう。手数料によっては消費者金融を利用するよりもコストの節約になることもあります。

一般的には金融会社からローンを借りたほうがよいと言われており、ファクタリングは最後の手段として紹介されることが多いです。